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更新日:平成23年3月15日
●触角:頭部にある1対の感覚器官で、臭いをかいだり、味をみたり、触って感じたり、音を聞いたりするのに使われる。 |
●口器:節足動物の口の周辺にある食物の摂取やそしゃくなどに役立つ付属器官。 |
●口吻:チョウやガが口にもつ吸収管。小あごの一部が合わさって1本の管となる。通常はホースのように巻かれていて、密などを吸うときに伸ばす。 |
●外骨格:体表にあって体全体をささえ、また保護している殻や甲。内部にある各器官や筋肉は、外骨格に着き、一体となって働く。 |
●複眼:複数の個眼からなる眼。個眼の数は昆虫の種類により、2~3個から数千個とさまざまである。 |
●大あご:口器を構成する1対の器官で、かむ昆虫では、あごが横に広く、刺して吸う昆虫では、とがっている。 |
●尾状突起:チョウやガの後翅に見られるもので、丸みのある縁から外に突き出た部分をいう。 |
●生活史:たまごから成虫になって死ぬまでの生活様式に注目した過程のことをいい、ひとつの世代がひとつの生活史をもつ。 |
●食草と食樹:昆虫はきまった種類の植物を食べることが多い。草の場合が食草、木の場合が食樹である。 |
●開張:翅を左右に開いたときの端から端までの長さ。 |
●季節型:チョウ類などが季節によって表す型。春型、夏型、秋型などがある。 |
●迷チョウ・迷トンボ:もともと棲んでいない場所へ遠方から飛来したチョウやトンボ。麻機遊水地ではリュウキュウムラサキ、トビイロヤンマなどがある。 |
●変態:1世代をたまご・幼虫・さなぎ・成虫の順に脱皮などをくり返し体を変化させる完全変態(コウチュウ、チョウ、ハチ、アブ)、幼虫とさなぎの区別のない不完全変態(トンボ、バッタ、セミ)、幼虫から成虫まで同じ型をしている無変態(シミ)などがある。 |