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更新日:平成23年3月15日
巴川は県都静岡市の北方に位置する文殊岳を源に静岡市の東部から支川の長尾川、塩田川などと合流し、清水市の中心市街地を流れ清水港に注ぐ二級河川です。
また、かつて巴川に注いでいた後久川は大谷川と結び巴川の放水路として、河口の駿河湾から合流点の古庄地先にむけて現在建設を進めています。
流域の面積は約105km2、本川の流路延長は約18kmで静岡・清水平野を縫うように流れています。
流路勾配は、1/750~1/50,000で水はけが悪く昔から幾度となく浸水被害を発生させています。
日本最大級の急流河川安倍川は、静岡市街地の最も高い位置を「天井川」として流下しており、巴川と比べた河床の差は概ね20m、麻機低地北方では40mにも及ぶ。もし破堤すればその計り知れない破壊力は、静岡、清水両市街地のほぼ全域に達する。
安倍川と巴川の高さはこんなに違います。