平成23年1月30日 更新 |
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試験湛水から3ヶ月が経ち、新たな年を迎え貯水位が標高248mに到達しました。 |
小雨のかわせみ湖、幻想的な風景が広がります。 (貯水位が標高262mに到達しました。) |
常時満水位(標高270.5m)に到達しました。 |
貯水位が標高277.5mに到達しました。 |
平成21年5月18日早朝かわせみ湖の貯水位が最高水位(サーチャージ水位)に到達しました!! 現在の状態を明日(5月19日)まで保ち、同日午後3時から放流を開始し、常時満水位(270.5m)まで1日最大1mづつ水位を下げていきます。 |
杉沢右岸からダム方面を望む 下流からダムを望む |
「次ページへ」をクリックすると、サーチャージ水位に到達した太田川ダムの非常用洪水吐から水が流れ出ている様子を動画でご覧いただけます。 |
サーチャージ水位到達後、かわせみ湖の水位を270.5mまで低下させました。
その後、試験湛水用のゲートを取り外し、試験湛水は終了しました。 |
写真1 彩り岬からダムを望む 貯水位270.5m |
試験湛水用のゲートが外され、試験湛水が終了しました(写真2〜6) |
写真2 常時満水位まで水位を低下させた状態で、 常用洪水吐に設置された試験用湛水用のゲートを取り外します |
写真3 試験湛水用ゲート拡大 |
写真4 クレーン車を使って試験湛水用のゲートを取り外していきます |
写真5 試験湛水用ゲート撤去完了 |
写真6 常用洪水吐からダムの下流へ水が流れ始めました |
試験湛水では、かわせみ湖の水位は写真7から10のように移り変わりました |
写真7 試験湛水開始前(平成20年10月2日撮影) |
写真8 最低水位(標高247.0m)到達(平成20年12月12日撮影) |
写真9 サーチャージ水位(標高284.0m)到達(平成21年5月18日撮影) |
写真10 試験湛水終了(平成21年6月4日撮影) |
太田川ダムでは、平成20年10月16日よりダムの安全性を確認するための試験湛水を開始し、平成21年6月3日に試験湛水を終了しました。その間のダム堤体等の観測結果について異常等は確認されなかったことから、平成21年7月1日より供用を開始します。 なお、供用開始後も関係法令等に基づき、堤体及び貯水池周辺斜面の観測・監視を継続し、ダムの安全管理に努めるとともに、洪水被害の軽減と水道用水の安定供給に加え、地域振興の拠点となるよう適切な管理に努めていきます。 1.太田川ダムの供用開始について(PDFファイル488KB) 2.試験湛水観測結果に関する資料(PDFファイル741KB) 3.試験湛水結果(詳細)(PDFファイル10MB) |
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上空から見た太田川ダムとかわせみ湖(平成21年6月12日撮影) |
今年の8月から9月の降雨は平年の半分以下であったため、川の水量が少なく、水道用水やかんがい用水の補給にはダムに貯めた水を利用していました。そのため、10月2日には貯水率が約90%まで低下しましたが、台風18号による降雨等により100%まで回復し、使用した分の利水容量は回復できました。また、ダム上流から流れ込む洪水を最大で約23m3/sダムで調節しました。
今回は比較的小さな出水でしたが、堤体及び貯水池周辺斜面等に異常は確認されませんでした。 今後も洪水調節に加え、渇水時には、ダムに貯めた水を放流することで、下流の河川環境の維持と水道用水の安定供給を行います。また、引続き堤体および貯水池周辺斜面の安全管理に努めていきます。なお、太田川ダムは、試験湛水開始から洪水期終了までの間(H20年10月16日〜H21年10月5日)は毎日の監視・観測を行い、ダムの安全性が確認されたため、10月6日より平常時は週1回の観測としています。 |
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洪水前(平成21年9月28日撮影) 洪水後(平成21年10月9日撮影) |
平成21年11月1日(日)に竣工式を開催しました。 当日は晴天にも恵まれ、多くの出席者により無事に式を行うことができました。 |
下流から上流を望む 上流から下流を望む |
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