平成23年1月30日 更新 |
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徐々に完成形が見えはじめました。 |
コンクリート工事もあとわずか 完成形が見えはじめました。 |
ダム本体工事は、およそ24万立方メートルのコンクリートの打ち込みを完了し、高さ70メートルの堤体が完成しました。 |
いよいよ二次転流、川の流れを切替えて試験湛水の準備に入ります。(左下写真が仮排水トンネル閉塞の状況、右上が転流後の堤内トンネル下流吐口) |
13.5t吊タワークレーン最後の大仕事、天端橋梁の架設工事が完了しました。5箇所ある洪水吐に橋が架かり、対岸まで通行できるようになりました。 |
タワークレーンの解体工事が行われています。また、ダムサイト右岸には、太田川ダム管理所が完成し、アクトタワーが見える展望台への階段が姿を現しました。 |
ダム本体工事は、天端橋梁の高欄、機械及び電気設備工事などが行われており、エレベーター及び取水設備機械室の上屋工事が始まりました。 また、カーテングラウチングなどの基礎処理が完了し、その改良効果を確認しました。 |
カーテングラウト施工状況 |
施工実績評価(H20.7.23) |
堤体上屋工事の足場が解体され、ダム本体の完成形が姿を現しました。堤体表面に付着した水垢をブラシで清掃し、細かなひび割れなども調査します。 また、貯水池内に設置していた骨材プラントや濁水処理プラントなどの仮設備が撤去されました。 |
骨材プラント撤去 |
濁水プラント撤去 |
機械及び電気設備工事、堤体表面のひび割れ補修などが行われています。また、管理所には、ダムコンピュータと観測装置が設置されました。(右下写真) |
杉沢など貯水池周辺の地すべり対策工事が完了し、各々計測計器が設置されました。 |
杉沢左岸 |
杉沢伸縮計 |
杉沢傾斜計 |
付替県道工事として最終工区となった原石山跡地の工事が完了し、9月5日に開通となりました。 |
付替県道(原石山跡地) |
かわせみ橋(町道) |
付替林道(杉沢) |
取水設備(シリンダーゲートなど)が完成し、試運転を行いました。 |
取水設備 |
シリンダーゲート |
試運転(H20.9.18) |
ダム本体工事は、コンピュータや警報装置などの整備点検が行われており、堤体表面のひび割れ補修状況なども確認し、試験湛水開始前の最終段階に入りました。 |
現在までの調査結果において、湛水にあたり構造的に問題となるような大きさではないことを確認しています。 また、上流面の補修については、試験湛水開始前までに行いました。 なお、「堤体のひび割れ対策」については、太田川ダム建設事務所で閲覧することができます。 (抜粋版はこちらPDFファイル1MB) |
貯水池内の伐採や流木等を収集する網場の設置、堤体上流およそ2.5kmの位置に貯砂ダムも完成しています。 |
貯水池内伐採 |
網場(左岸) |
貯砂ダム(下流から) |
堤体周辺全ての準備が整い、ゲートが無事据付けられ(写真2-2)、湛水が始まりました。 |
写真1 試験湛水用ゲート(常用洪水吐) |
水を貯める一方で、写真3,4の放流管を使って維持用水を確保します。 |
写真3 放流管敷設 |
写真4 放流管本体接続 |
写真5 減勢工 |
なお、試験湛水中はダム本体や貯水池周辺地山等の観測を行います。 |
写真6 太田川ダム監査廊内(詳細はこちら PDFファイル825KB) |
写真7 プラムライン(ダムの変位量を測定) |
写真8 堤体下流左岸法面 |
雨量・水位・計器観測データなどは、ダムサイト右岸の管理所内で収集整理します。 また、屋外警報設備や貯水池の監視カメラ、水位観測局も設置しており、万全の体制です。 |
写真9 太田川ダム管理所 |
写真10 ダムコンピュータ |
写真11 管理・観測設備 |
写真12 放流警報屋上設備 |
写真13 監視カメラ(かわせみ橋) |
写真14 市場橋水位観測局 |
試験湛水開始後、降雨が少ない中「かわせみ湖」は日々成長しています。 |
写真1 平成20年10月4日 彩り岬から 試験湛水開始時、水位は224mでした |
写真2 平成20年11月16日 杉沢右岸から 平成20年11月16日現在の貯水位は245.8m この1ヶ月でおよそ22m水位が上昇しました |
写真3 平成20年11月5日 貯水位観測 |
写真4 漏水量観測 試験湛水開始後、毎日観測業務を行っています |
写真5 漏水量観測 この他、揚圧力など所定の項目を実施しています |
写真6 漏水量観測 |
写真7 貯水池巡視 貯水池周辺の巡視も毎日実施しています |
写真8 貯水池巡視 |
写真9 太田川ダム管理所 水を貯める一方で、河川の維持流量0.2m3/s管理し、環境用水の確保に努めています |
写真10 維持放流 |
平成20年10月16日試験湛水開始から、およそ2ヶ月が経過しました。 この間、必要な環境用水を放流しながら貯水し、12月10日ようやく最低水位(標高247m)に到達しました。 |
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