土砂災害が多いわたしたちの日本
豊かなくらしを守る砂防
「土砂災害(どしゃさいがい)」ってなんですか?
イラスト  大雨が降って山やがけが崩(くず)れたり、水とまじりあった土や石がわたしたちにおそいかかってくるのが土砂災害です。土砂災害は、家や田畑(たはた)や道路(どうろ)をこわし、人の命までうばってしまうおそろしい災害です。

どうしてそんなに土砂災害が起こるの?

●●●それはね、3つの大きな理由があるんだ。●●●

1つ 日本は山が多く、その山も、もろくて崩れやすい岩や土で、できているんだ。
日本国土

うわあ、日本は雨が多いんだなぁ。
河川


2つ 日本では梅雨(つゆ)や台風(たいふう)などの時に、一度にたくさん雨が降る。
世界の国々の平均の2倍半くらいの雨が降るんだよ。
雨量
3つ 日本には流れの急な川が多い。
大雨の時、一気に流れるから洪水(こうずい)になりやすいんだよ。

それでは、なぜ土砂災害が起こるのか、
どのように防
(ふせ)いでいるのか、
くわしく見ていくことにしよう。