平成23年3月15日 更新 |
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1)不特定用水計画
1.既得農業用水
既得農業用水 太田川ダムからの既得農業用水への補給は、太田川本川掛かりのかんがい用水とする。
太田川本川掛かりの既得水利としては、約623haのかんがいに利用され、そのうち、約450haが許可水利として最大0.796立方メートル/秒を取水し、約173haは慣行水利として0.516立方メートル/秒を取水することとなっている。
2.流水の正常な機能を維持するために必要な流量
太田川の流水の正常な機能を維持するため に、市場橋地点とダム直下地点に対して、正常流量の検討を経て、右表の流量を確保する こととした。
流水の正常な機能を維持するために必要な流量とは、舟運、漁業、景観、塩害の防止、河口閉塞の防止、河川管理施設の保護、地下水位の維持、動植物の保護、流水の清潔の保持等を総合的に考慮し、10カ年第1位相当の渇水時において維持すべきであるとして定めた流量(維持流量)であり、その地点より下流における水利の流量(水利流量)の双方を満足する流量である。
太田川では、市場橋地点を利水計画基準点とし、利水の現況、動植物の保護、流水の清潔の保持、景観等を考慮して、かんがい期と非かんがい期ともに0.5m立方メートル/秒とした。
※ 本表は現行計画であるため、今後の見直しにより変更となります。 |
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