平成23年3月15日 更新 |
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2)近傍類似水系の既設ダムの実績による方法
1.原野谷川ダムの実績堆砂量から推定した比堆砂量
原野谷川ダムは、昭和44年に建設された農地防災ダムであり、昭和44年〜昭和59年までの15年間に106,000立方メートルの堆砂実績が記録されている。この実績にもとづき、比堆砂量を算定すると、395立方メートル/平方キロメートル/年となる。
実 績 S44〜S59 15年間 106,000立方メートル
比堆砂量 qs=106,000/15/17.87平方キロメートル)=395立方メートル/平方キロメートル/年
2.亀久保堰堤の実績堆砂量から推定した比堆砂量
亀久保堰堤は、太田川ダム直下流部に設置された大型の砂防堰堤であり、昭和63年4月から堆砂が始まっている。
昭和63年に建設された亀久保堰堤の昭和63年4月〜平成11年3月までの11年間における堆砂実績は、以下のとおりである。
・ S63.4〜H3.6(3.25年間)の堆砂実績 :22,810立方メートル
・ H3.6〜H11.3(7.75年間)の堆砂実績:23,220立方メートル (合計)46,030立方メートル
昭和63年4月から平成3年6月までの期間で著しく堆砂しており、この期間での比堆砂量を求める。
・22,810立方メートル/3.25年/22.2 平方キロメートル=316立方メートル/平方キロメートル/年
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