春は動植物が動きだす季節。 湿地に自生するヤナギが芽吹き、新緑や花穂が目につきます。湿地に咲くアリアケスミレや今では準絶滅危惧種になっている淡紫色の花を咲かせるミゾコウジュなどが春を代表する植物です。 昆虫では3月頃よりモンシロチョウやシジミチョウ、アゲハチョウの仲間が活動しはじめ、水辺ではイトトンボ類やシオカラトンボが多く見られます。 野鳥ではケリやヒバリの繁殖が始まり、渡りの途中のシギやチドリの仲間がしばし翼を休めていきます。カモ類ではコガモが5月頃まで見られます。 |
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市道沿いに咲く菜の花(セイヨウカラシナなど/第3工区) |
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