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所長のことば(平成29年9月22日)

静岡県交通基盤部 島田土木事務所長 石垣 俊幸  

敬老の日を含む3連休は、台風18号が日本を襲来しましたので、予定を変更したり計画していた行事が出来なかったりと大変だったのではないでしょうか。 

当事務所も大雨注意報の発令とともに災害に備える準備のため当番の職員を配備しました。大きな被害報告は今のところ受けていませんが、出勤した職員は昼夜を通しての業務であったため、仕事とは言え本当にご苦労様でした。


台風18号は、九州南部に上陸したのち四国、本州そして北海道と本土4島に上陸した観測史上初めての台風となりました。9月の台風は高気圧の張り出しや偏西風の影響で日本を縦断するコースをとる場合が多くありますが、水害や土砂災害から国土を守る立場からすれば、一番いやな進路の台風と言えます。全国では死傷者も出ていますが、本県では大きな被害もありませんでした。当事務所でも、道路や護岸決壊や橋梁の欠落などの施設被害の報告はありませんので一安心と言ったところです。

まだまだ台風シーズンは続きますので、十分な注意と準備をしていきたいと思います。


そんな中、16日の土曜日に坂口谷川の沿川の方々が主催する、「 彼岸花 ( ひがんばな ) 案山子 ( かかし ) 祭り」の開会と地元住民の方々への河川除草功労の感謝状贈呈式がおこなわれました。あいにくの天候だったため河川付近の活動拠点ではなく、近くの公会堂でおこないましたが、国会議員、県議会議員、地元市長、来月の市長選を戦っている両候補などすごい面々の来賓でした。現法務大臣も祝電を打ってくださっており、「こんなにすごい祭りなんだ?!」と思いました。主催者代表は87歳になる地元のおじいちゃんなのですが、そのパワーには感心するばかりです。

夏前の暑くなりかけの時期に、昔から一緒に汗を流して草を刈っているメンバーに所長から感謝状を出してくれと頼まれました。しかし、団体や団体の代表の方に贈ることはあっても個人個人に贈ることはないですよと返答しても、あとに続く後継者のことを思うと代表ではなく個人に贈ることであとに続こうと思う人も出てくると言い返される。それならば、地元市長なら誰でも知っているけど、土木事務所の所長の名前で感謝状貰っても誰も喜びませんよと言うと、「そんなことはない、所長から貰うのが嬉しいんだ。」と仰る。市長に相談したら、「そこまで言ってくれるのはある意味喜ぶべきこと」なので出してやったらどうかとアドバイスされたので、所長名で感謝状を贈らせて貰うことにしました。20年以上にわたり地域の河川を自分の庭のように守っていただいたことに対して、紙1枚ではありましたが気持ちを込めてお渡ししました。みなさん喜んでいただけたようで、贈って本当に良かったなと感じました。


画像をクリックすると大きい画像で閲覧できます。

先月は掲載がありませんでしたが、今月はどぼくらぶラブソング編にも登場している若手職員のことばが載っていますので是非ご覧ください。

http://doboku.pref.shizuoka.jp/desaki2/shimada/wakate_no_kotoba_H290914.html

               
  

 

 

                        平成29年9月22日

                        島田土木事務所長 石垣 俊幸