太田川ダム建設に関する質問と回答

Q1.治水対策について

1-11　洪水被害が出たとき、川を管理する県は、法律的にどのような責任があるのか。

河川管理者には、河川法に基づいて、洪水や高潮等による災害を防止するために、治水施設の整備をはじめ、様々な対策を実施すべき責務が課せられています。

したがって、想定された洪水等による災害を防止するために行われる事業が完成するまでの間に、洪水等による被害が発生した場合、時として係争に持ち込まれ、水害裁判等で争われることがあります。

河川管理者は、財政的、物理的、社会的制約のなかで、計画的に治水施設等の整備を行うとともに、事業が早期に完成するよう最大限の努力が求められています。

主な水害訴訟

• ・大東水害損害賠償請求訴訟
  ・多摩川水害損害賠償請求訴訟
  ・裾花ダム及び奥裾花ダム水害損害賠償請求訴訟
  ・日置川殿山ダム水害損害賠償請求訴訟
  ・甲突川水害損害賠償請求訴訟
  ・新湊川水害損害賠償請求訴訟
  ・祝子川水害損害賠償請求訴訟