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ホーム組織別情報交通基盤部袋井土木事務所太田川ダム回答集Q&A

平成23年3月15日 更新
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人と自然が出会う三木の里太田川ダム

太田川ダム建設に関する質問と回答

Q1.治水対策について

1-10 洪水を調節する常用洪水吐のしくみはどうなっているのか。ダムからの放水で下流が危険になるようなことはないか。

太田川ダムが確保する容量には、下から上へ順に堆砂容量、利水容量、洪水調節容量の3つの容量があります。堆砂容量は上流からの流出土砂を貯めるための容量です。

利水容量は、渇水期に河川に必要な流水を確保するための容量と新規水道取水を確保するための容量を合わせた容量です。 利水容量の最高水位を常時満水位と呼んでいます。 この水位より上が洪水を調節するための容量(洪水調節容量)となります。

常時満水位の位置に放流施設として常用洪水吐(3.3m四方の放流孔が2ヶ所)があり、洪水時には、この常用洪水吐を通じて自然に下流へ水が放流される構造になっています。従って常用洪水吐で調節された流量しか流れないことになり、下流は危険にはなりません。 それ以上の水は全てダム湖に貯まっていくことになります。このことを洪水調節といいます。

この太田川ダムのような洪水調節は自然調節方式といって、人為的なゲートの操作をしません。日本の多くのダムで採用されています。

図9 ダム正面図
ダム正面図
図10 越流部標準断面図
越流部標準断面図

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