ふじのくに 田子の浦 みなと公園

 田子の浦港は、産業港として、県東部地域を中心に広いエリアの産業や生活を支えてきました。
 そんな田子の浦港で長年課題となっているしゅんせつ土砂の処分場として、県は富士海岸への埋立を計画し、地元と協議した結果、埋立後、上部に緑地公園を整備するということで協力を得ることができました。
 地域の方々も、みんなが憩える大きな公園が付近になかったため、緑地の整備に対してとても積極的で、地元代表者が主体となった『田子の浦港・田子浦海岸周辺環境整備策定委員会』が立ち上り、県に緑地整備に関する提案書を提出しました。
 委員会と県は、提案書をきっかけに何度も協議を重ね、平成18年度、現地の工事に着手しました。
 現在は、完成した区域の一部を供用開始し、残りの工事についても、早期の完成を目指し整備を進めています。