交流拠点施設(シンボルタワー)整備工事

 田子の浦港管理事務所では、平成30年春のオープンを目指して、ふじのくに
田子の浦みなと公園の東側、築山山頂部に新たな公園のシンボルとなる施設(以下、
シンボルタワー)の整備を進めています。




●タワーの特徴

■富士山の標高の1/100
  ・タワー最上部の展望床高さを、標高37.76mで設計。

■八角形の外周デザイン
  ・富士山頂の八つの峰(富士山八葉※1)を想起させる。
  ・東西南北に合わせて八角形のタワーを設置することにより、周辺景観と方位を関連づけています。
■登りを誘う階段デザイン
  ・外周の二重らせん階段と中央階段との組み合わせにより、富士山登山を想起する生き生きとしたデザインと、大人数でもスムーズに上り下りできる機能を両立しています。
  ・展望床に上がる2つの階段は、一方を富士山、もう一方を下田富士に向けて設置することにより、姉妹富士伝説※2を想起させています。


(※1)「富士山八葉」:富士山八葉は、蓮の花の八弁に例えた説など様々な由来がある。
(※2)「姉妹富士伝説(伊豆の民話)」:下田富士が一番の姉で駿河の富士が中、八丈の富士が末の妹という三姉妹であった。駿河の富士は美しく誰からも褒められるのに対して、下田富士はごつごつの岩山で誰も見向きもしない。下田富士はこれを妬み「もう駿河の富士の姿は見まい。」と決心し、屏風として天城山を立てた。これに対し駿河の富士は姉の姿を見るため、背伸びをして、背が高くなってしまった。



●完成パース

全景イメージ


俯瞰イメージ

●鉄骨フレームの検討を3Dで行いました
 (下の図をクリックすると絵を動かせます。)



●定点写真










































●愛称募集
静岡県田子の浦港管理事務所では、当公園の交流拠点施設として構想していたシンボルタワーについて、地域住民、大学との協働によりデザイン設計を行い、平成30年春の完成を目指して工事を進めています。
地域住民や利用者の皆様に永く親しんでもらいたいとの思いから、愛称を募集することとなりました。多くの皆様からの応募をお待ちしています。


・応募方法:必要事項を記載し、はがき、FAX、メールのいずれかにより応募してください。
 
※応募様式はこちら。
・応募資格:どなたでも応募できます。
・締め切り:平成30年1月4日(木)まで(はがきの場合は必着)
・選考方法:選考委員会において、応募作品の中から最優秀作品及び優秀作品を選考します。
・表 彰:最優秀作品1点 優秀作品数点 それぞれ記念品及び賞状を贈呈します。
 (同じ愛称に複数の応募者がいた場合は抽選とさせていただく場合があります)
・その他
 採用作品の諸権利は、静岡県に帰属します。県の発行する広報等で利用するほか、案内標識や看板に表示する予定です。