秋は遊水地の植物がいちばん豊かな季節。 湿地には日本一とも言われるミズアオイの群落やサクラタデ、タコノアシ、ウスゲチョウジタデなどの花が見られます。 タデ類は種類も多く、秋も深まると、草紅葉(くさもみじ)となって美しく彩ります。銀白色の穂をなびかせるオギも遊水地の風物詩です。 昆虫ではアカトンボ類のアキアカネ、ミヤマアカネなどが姿を見せ、ツマグロヒョウモンやイチモンジセセリ、その他バッタの仲間も増えてきます。 この頃野鳥では、南に帰る途中立ち寄るノビタキやコムクドリ、シギ、チドリの仲間が訪れ、冬鳥のカモやジョウビタキも10月頃には飛来します。 |
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夕日にオギの白い穂が鮮やかです(第4工区) |
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