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更新日:平成24年12月5日
国道1号宇津谷トンネルの南側を流れる渓流が木和田川です。
木和田川には、明治から大正の初めにかけて建設された、石張りの砂防堰堤があります。
砂防堰堤とは、土石流災害を防ぐための小規模ダムのことで、この堰堤は、その正面から見た形状から「兜堰堤」と呼ばれており、渓流の谷間に大石を積み上げるという明治期の構造形式を踏襲するなどの技術や、自然景観との馴染みの良さから、平成14年6月に国の登録有形文化財に登録されました。
その後、この堰堤は平成15年7月に、集中豪雨により崩壊、流出しましたが、県が災害復旧事業により、旧来の姿を再現しつつ復旧しました。
木和田川周辺には、時代とともに変遷する街道(蔦の細道、旧東海道、明治トンネル、旧国道1号、現国道1号)が見られるほか、国道1号には道の駅宇津ノ谷峠があり、散策やハイキングを楽しむことができます。
歴史的価値のある兜堰堤
貴重な明治時代の写真 |
川沿いに整備された「つたの細道公園」 |
紅葉を美しくひきたてる自然石流路 |