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更新日:平成24年11月16日
蓬莱橋は島田市の大井川に架かる人道橋で、全国でも数少ない木造の賃取橋です。
この橋は、1879年(明治12年)に架けられました。明治維新によって大井川を渡る川越制度がなくなり、島田・金谷両宿の川越人足が失職したほか、徳川の家臣も町にあふれていたため、牧之原台地の開拓を行い茶の栽培を行うことになったのですが、島田宿から対岸へ渡るのは大変なことで、牧之原大地の開拓農民からも出資させて架橋をしたものです。
このため、関係者以外からは現在も通行料を取っているそうです。
現在は、島田市街地と牧之原台地を結ぶ農道としての役割を担うほか、平成9年には「世界一長い木造歩道橋(897.4m)」としてギネスに登録され、貴重な歴史的施設として、全国的にも有名な観光名所となっています。
全国的にも有名な蓬莱橋
石碑を入れて |
下流側から |
度重なる洪水被害により、現在は橋脚のみ、コンクリート造となっています |