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更新日:平成24年11月16日
SLではなく、河川の中に注目して下さい。
「大聖牛」は戦国時代に武田信玄が創案して、山梨県の釜無川や笛吹川で施工され、その後、信玄の勢力拡大に伴い大井川や安倍川、富士川などに広がったと言われています。
河川の玉石を蛇篭と呼ばれる筒状の篭に詰めて、三角錐状に組み合せた丸太組みの重しに使い、洪水の流れを緩やかにして堤防や河岸を守る役割を持たせるものです。
構造上、河床の変動にあわせて柔軟に対応でき、その周辺では緩やかに起伏のある河床が形成されるなど、豊かな自然環境の再生が期待できる河川工法のひとつに挙げられています。
護岸や線路を守る大聖牛
大聖牛アップ |
洪水時の大聖牛 |
大聖牛と桜 |