ここから本文です。
更新日:平成23年11月8日
当事務所で所管する県道川根寸又峡線の川根本町奥泉付近は、渓谷の急峻な地形を縫う山岳道路となっており、拡幅が困難なために自動車同士のすれ違いができない箇所がいくつかあります。
特に、すれ違いが困難な区間が長く、さらに先の見通しも悪いような場所では、対向車が来るかどうかの予測が付かず、運悪く途中で対向車と鉢合わせた時には、どちらかの車がバックで戻らなければならなくなるという状況が生じていました。
このような状況を改善するため、この度、当箇所において“対向車接近表示システム”を導入しました。
“対向車接近表示システム”とは、対向車の接近をセンサーにより感知し、反対側から接近する自動車のドライバーに表示板(電光掲示板)で対向車の存在を自動的にお知らせするシステムです。
これにより、すれ違い困難区間に進入する手前で対向車の接近を感知し、一時停止して待機することが可能となり、安全でスムーズな通行が可能となりました。