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今月は島田土木事務所1階ロビー美術館の話から始めます。
当事務所の玄関を入ってすぐ右手にあるロビーは割と広めのスペースにふじっぴーが居て、その周りに椅子が配置されています。打合せや申請にお越しくださった方の休憩場所として、来客者だけでなく職員も含めた憩いの空間となっていました。しかし、昨年までは真ん中に「大聖牛」の模型が置かれていて、使い勝手が悪いとの意見もありました。そこで、事務所の事務改善プロジェクトチームが改善策を検討してくれた結果、レイアウトの変更や不要な展示物の撤去などにより、見違えるようになりました。また、4月から絵画を2点展示しましたので、休憩を取りながらゆっくりと鑑賞もしてもらいたいなと思います。
作品名は、時計の下にある絵が太田滋氏作の「落陽」(117cm×167cm)、玄関側にある絵が野中金爾氏作の「日曜日」(174cm×119cm)です。
1階ロビー
太田滋氏作の「落陽」 野中金爾氏作の「日曜日」
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16日から毎年恒例となりつつある市立六合中学校の職場体験学習が始まりました。今年も3名の生徒が当事務所の仕事などを体験されます。初日の午後からは川根本町青部で施工中のトンネルの現場に行きました。
道、川、橋、トンネル、公園など地図に残る仕事はやりがいがあります。しかし、実際に工事を始めると地盤の問題や土地などの権利関係、通行する方や近隣に住んでおられる方などへの影響などいろいろな課題に直面します。挫けそうになることも沢山ありますが、完成した時の喜びは苦労した分だけ大きいものがあります。そんな「土木」の良さを中学生にも分かってもらえたらうれしいなと思います。
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追伸 この「所長のことば」の唯一と言ってもいいかも知れないフォローワーの方が来週入院されると聞きました。その方には表現のことでいろいろとアドバイスをいただいていました。「所長、今月のことばは分かりやすくて良かったよ。」とか、「私のような土木のことよく知らない人間にも分かるように書かないとダメだよ。」って仰っていただき、本当に参考になりました。早く良くなって、元気に仕事復帰されることをお祈りしております。
平成29年5月17日
島田土木事務所長 石垣 俊幸