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年が明け、平成29年になってもう1ヶ月が経過しました。
当事務所も年度内での目標達成に向け、職員一丸となって日々努力を続けておりますが、新年になっていくつかの行事やご報告したいことがありましたので、感想も加えてお伝えします。
○工事3課の職員が熊本県で頑張っています。
昨年4月に震度7の地震があり、災害復旧を進めている熊本県に応援職員として当事務所の桐田昌邦主査が派遣されています。
正月3日に自宅から熊本に移動して、4日から復旧業務に従事しています。正月も家族と過ごす時間が十分には取れなかったと思いますし、彼の誕生日も家族とは離ればなれでしたので、本人よりはお子さんが寂しかったのではないかと心配しています。東日本大震災時にも3ヶ月間岩手県に応援に行っている経験と彼の土木技術者としての実力、そして溢れるやる気で熊本県の復興の大きな力となってくれていると思います。
少し前の状況にはなりますが、彼から報告書が届いていますのでご覧ください。
○リバーフレンドシップ締結が209団体に!
藤枝市川原町町内会、中田町内会の2つの団体と1月19日(木)に、焼津市港区の7町内会と中島自治会の計8つの団体と1月25日(水)にリバーフレンドシップを締結しました。
今回、藤枝市と焼津市の10団体の方々と協定を締結させていただいた結果、当事務所のリバーフレンド団体数は209となりました。この数字は県内の全数の約4割になります。島田土木事務所管内の広さは静岡県の面積の約16%であるため、面積割合からして2.5倍になります。これは、管内4市2町の地元の皆様方の川を愛する気持ち、自分たちの手で川をきれいにしていこうと考えてくださっている現れだと感服しています。我々も地元の皆さまの期待に添えるよう連携・協力していきたいと思います。
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○川根本町 青部でトンネル工事現場見学会実施!
1月21日(土)と28日(土)の2日間町民を対象にトンネル工事現場見学会を実施しました。両日で約160人を超える方々が参加してくださいました。現在、県内のトンネル工事(県施工)は4つありますが、沼津土木事務所と当事務所が2つずつとなっています。なかなかトンネル工事の現場内に入る機会はないと思いますので、地元の方も関心が高く大勢の方に参加していただきました。
また、今日まで名称募集もしていましたので、来月中くらいまでには正式名称も決まってくるのではないかと思います。
もう一つのトンネル工事である「浜当目トンネル」は、来月に開通式(完成式)を行います。
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○会計検査院の検査
今週、静岡県に会計検査院第3局国土交通検査第4課が会計実地検査に入っています。道路事業と都市計画事業の国庫補助事業を対象に県及び市町の行った事業について、用地補償の算定が正しかったのか、工事の方法や積算が妥当だったかなどを主に審査します。契約書から設計書、写真帳などのすべての書類と、必要に応じて現場の検査も行います。
我々も複数の職員による検討やチェックをしていますが、考え方の相違やミスを指摘される可能性もあります。県民の皆さまからお預かりしている貴重な税金を、国や県の決められた基準に沿って適正に執行しているか改めて再確認する良い機会ととらえていきたいと思います。
平成29年2月6日
島田土木事務所長 石垣 俊幸