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所長のことば(平成29年1月4日)

 
静岡県交通基盤部 島田土木事務所長 石垣 俊幸  

新年おめでとうございます。

昨年もたくさんの方々に支えていただきながら、当事務所の様々な事業を推進することが出来ました。今年はより一層躍進できるよう気を引き締めて取り組んでまいりますので、引き続きご協力とご指導をお願い申し上げます。

 

事務所の仕事始めの式に際し、所員の方々に私からお願いをしました。

各々、初詣などで「願い事」をしたと思いますが、「願い事」イコール「目標」なので、個人の目標を立てましょう、仕事は取りあえず年度中(3月までの)に絞って立てましょうと。そして、その目標を達成させるために戦略(どうすれば達成できるか、作戦や計画あるいはスケジュールなど)を作りましょうと。合わせて、健康で元気よく楽しんで、「チーム島田土木事務所」として一緒に仕事していきましょうとお願いしました。

 

さて、4月から始まった今年度(平成28年度)ですが、残り3ヶ月を切ってまいりましたので、決意も含め改めて今年度中に仕上げていきたい目標をあげていこうと思います。

 

○今年度完成を迎える工事の推進と完成

県道静岡焼津線の静岡市と焼津市を結ぶ、 浜当目 ( はまとうめ ) トンネルを学生や児童が現在の学校に通っている間に開通させます。現在はトンネルの内部の道路工や照明設備の工事を進めていますが、3月のなるべく早い時期に開通式を行えるよう頑張ります。

吉田公園の命山も今年度中の完成を目指して最終段階の仕上げに入っていますので、こちらも今年度中の供用開始を目指します。

また、473号バイパス事業の平成27年度補正でいただいた事業費を滞りなく執行し、少しでも事業進捗が図れるようにします。この事業は年末に発生した地質的課題もクリアしなくてはいけないため、非常に厳しい条件ではありますが、事務所一丸となって取り組んでいきます。

             

 

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○用地補償交渉の進展

事業を進めていく上では道路などの事業地となる部分が民有地の場合、その所有者の方から土地などの権利を譲っていただく必要があります。それぞれの方々にそれぞれの事情やお考えがありますので、事業計画自体にはご賛同いただけていても個別のご承諾までいただけない場合もあります。473号バイパス金谷相良道路、志太東幹線と志太中央幹線についてなるべく早期に結論を出るように地権者の方、地元の方と連携して進めていきたいと思います。


○新人の運転する車に同乗して一緒に現場に行きます!

12月に実施させていただいた施工管理技士会との意見交換会で出されていた意見の中に、「もっと若い監督さんに現場に来てもらいたい。」というものがありました。この意見はかなり前から、いろんなところで聞きます。私が御前崎土木企画係長をしていた時の意見交換でも出ていた記憶があります。なぜ、若い人は現場に行かなくなったのか? 何か理由があって行けなくなっているのか? 行きたくても行けないほど内業(机に向かってする業務)が忙しくなっているのか・・・・・? 

昔と比べて一人あたりの事業費量は数字的には減っていますが、総合評価入札方式の調書など様々な書類を整えなくてはいけない、図面もキャドを使って自分で製図するなどやるべき内容の多様さは比べものにならないくらい増えていることも事実です。しかし、だから行かなくても良いことにはなりません。現場にこそ答えがあると思います。

先月葉梨川 中田橋の工事現場に今年度の新規採用職員と出かけてきました。これからも機会を作って若い人と現場に出かけるようにします。


○リバーフレンドシップ締結しました

これは、ご報告になりますが、昨年12月26日に島田市内の4つの団体とリバーフレンドシップ協定を締結させていただきました。岸町自治会、身成堀之内地区、身成南区、身成北区の方々が加わり、島田市内では24団体となりました。島田土木事務所管内の締結団体数は県内でも断トツでおよそ200の団体の方が活動してくださっています。本当にありがとうございます。  

                 

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(注)リバーフレンドシップとは、「地域の方々が自ら豊かで快適な河川空間を創造するとともに、河川愛護や水防活動の啓発につなげる」ことなどを目的に創設された、行政と地元住民との協働活動制度のこと。


  

 

                           平成29年1月4日

                                     島田土木事務所長 石垣 俊幸