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ホーム >島田土木事務所 >所長のことば >所長のことば(11月)

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所長のことば(平成28年11月9日)

 
静岡県交通基盤部 島田土木事務所長 石垣 俊幸  

○島田帯まつり開催

1010日(月・祝)に島田の帯まつりに出かけました。この大井神社の大祭は3年に一度開催されます。今年の4月から島田土木事務所に勤務したことから、次の大祭では間に合わないと思い、天気の回復した最終日に、大奴が安産祈願の帯を木太刀に下げて練り歩く、祭りの由来ともなった大名行列を見学しました。各街の色とりどりの半纏、時代絵巻に吸い込まれたかのような衣装と踊り、江戸時代に迷い込んだかのような錯覚、そして伝統を守り受け継ぐ島田の人々に魅了された一日でした。

            


 ○朝比奈大龍勢(岡部)

10月15日(土)、藤枝市岡部で行われた大龍勢を初めて見に行きました。JR藤枝駅から路線バスとシャトルバスを乗り継ぎ、お昼過ぎに到着するともう会場一杯に観客がいて、打ち上がる龍勢に歓声を上げていました。静岡県指定無形民俗文化財になっており、2年に一度行われる伝統行事です。起源は戦国時代と言われており、13の「連」が伝承されている技法で製造します。打ち終わった後、観客も巻き込み皆で万歳三唱をする光景がとても良かったです。今年は失敗する連が少なかったとのことでした。

秋は管内の各地で伝統行事が行われます。地元を知る良い機会ですので出来るだけ実際に見てみようと思います。

     

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○県道静岡焼津線で施工中のトンネル名称決定!

10月20日に地元自治会長さんや焼津の都市建設部長さんにご出席いただき、来春3月の開通を目指して現在施工中のトンネルの名前が、約180通の応募から選定した結果、「 浜当目 ( はまとうめ )トンネル」に決まりました。

ご当地の地名が名称に付くことを地元東益津第17自治会長が一番喜んでおられました。実は、岩田会長は地元の代表である自分がご当地名を推薦するのを遠慮されていて、他の名称を選出していました。

名称決定後、「この名前に決まってくれて有難い、地元にも大きな声で報告ができる」と本当に喜んでくださいました。

     

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坂口谷川(さぐちやがわ) 花と芝生を守る会が知事表彰受賞

本年6月に、「第27回全国みどりの愛護のつどい」で国土交通大臣表彰を受けた「坂口谷川 花と芝生を守る会」の粂田代表と本間さんが、今度は「平成28年度文化の日 知事表彰」を受賞されました。そのご報告に事務所に来られました。粂田代表らは坂口谷川が地域の憩いの場になるように20年間活動を続けてくれています。この坂口谷川花と芝生を守る会の方々の活動が管内に広がっていくことを期待します。本当におめでとうございました。

ちなみにではありますが、同じ日の知事表彰で、川根支所の田宮君のお父上も教育学術文化スポーツ功労表彰を受けました。

 

    

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○ラグビー神戸製鋼の平尾誠二氏

仕事とは直接関係ないですが、神戸製鋼の平尾誠二氏が10月20日に亡くなったとのニュースがありました。私はそのテレビ画面から目が離せなくなり、体が固まるのが自覚できました。同年代で、まさしく日本を代表するラグビー選手であり、彼の周りは常に光り輝いていました。伏見工高での全国制覇から始まり、同志社大学での3連覇、そして神戸製鋼での日本選手権7連覇と、彼が所属するチームが常に日本一でした。現役を引退してからも34歳で日本代表監督や神戸製鋼のゼネラルマネージャーなどを歴任し、まさしく日本ラグビー界のカリスマでした。何年か前にヤマハ対神戸製鋼戦の時にヤマハスタジアムで見かけたのが最後ですが、黒のロングコートを着てピッチに立つ姿は男の目からもかっこいいと思いました。

 10年前に55歳で亡くなった宿沢広朗氏もそうですが、3年後にラグビーワールドカップを控えている時に、なぜ日本にとってなくてはならない人が亡くなっていくのでしょうか。宿沢氏の急死の時もびっくりしましたが、今回の平尾氏の死も本当にびっくりしました。ご冥福をお祈りするばかりです。

      

 

                           平成28年11月9日

                                     島田土木事務所長 石垣 俊幸