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○国道362号 (仮称)青部トンネル起工式開催
10月3日(月)に川根本町青部で、当地区を経由する国道362号バイパス工事「(仮称)青部トンネル」の安全祈願祭と起工式を行いました。
当地区における国道362号は、旧中川根町と旧本川根町とを結び、暮らしと観光を支える重要な道路であるだけでなく、災害時の緊急輸送路として地域の安全・安心に欠かせない「命の道」です。
しかし、国道362号の現道、元藤川から崎平区間は観光バスだけでなく乗用車のすれ違いも困難で、観光シーズンには慢性的な渋滞を引き起こしていました。
その対策として、当事務所では対岸の青部地区を経由する国道362号のバイパス(通称:青部バイパス)を整備しています。対岸に渡る青崎橋と藤沢橋は完成していて、約300メートルのトンネル建設とセミナーハウス(旧青部小学校)付近の盛土部を整備すれば完成します。
貴重な土地を道路整備のために提供していただいた方や地域の皆様が一日も早い開通を待っておられることを念頭において、工事の安全に努め進めていきますので、完成までもうしばらくお待ち願います。
起工式はあいにくの天候でしたが、町内の幼稚園の元気なお友達が祝福に駆けつけてくれて、大きなパネルを頂きました。ありがとうね。
園児の中に、鴻池・梶山特定建設工事共同企業体(JV)の梶山組の当工事の担当監督さんのお子さんがいて、「ボクのお父さん」って声出してました。いいですね~!お子さんが将来使うだろう道路のため、お父さんがトンネル造るって。
○FUJI-ZONCOLANヒルクライムレース in小山町2016
10月1日(土)に小山町須走の富士山須走口5合目に向かうあざみラインでヒルクライムの自転車レースがありました。静岡県とイタリアのフリウリ・ヴェネティア・ジュリア州とのスポーツ交流の一環で、昨年は静岡から20名ほどがイタリアのゾンコランでのレースに参加しました。今回はイタリアから約20名が参加して開催されました。私も河川砂防局の時に創ったチームがあって、2名の有望選手を出場させたので応援に行きました。当コースは春のツアーオブジャパンでも使われるくらい難易度が高い激坂です。日本の数々のヒルクライムレースで好成績を出している有名な選手も出場するなどレベルの高いレースとなりました。残念ながら我がチーム(legame:イタリア語で絆です)の2名は入賞できませんでしたが、県職員の方で3位に入賞している人がいました。すごい!
最近は県庁の方もロードレーサー乗っている人増えましたね。私がやり出した頃は、あのピシッとした自転車のウェアを気持ち悪がられたものでした。
○台風18号、大きな被害がなくて良かったです
今年は台風が立て続けに日本列島を襲い、上陸した数は6個となり2004年(平成16年)の10個に次ぐ史上2番目に多いとか。18号と聞くと2年前に本県中部地区でJR東海道本線に土砂が崩れ落ちて不通になったり、巴川流域で40年振りの大きな浸水が出たりしたことを思い出します。2年前も10月5日~6日だったと記憶しています。韓国や台風の進路に近かった北陸では被害が出ているようですが、取りあえず当事務所管内では大きな被害は無いようです。
ただ、川根本町の国道473号で崩土があり、通行止めになっている箇所がありますが、今日中には開通できると思います。まだまだ、台風シーズンは続きますので、しっかりした準備と心構えをしていきたいと思います。
①うれしいです!(起工式) ②子供たちからのプレゼント
③オフィシャルカー&バイク(FUJI-ZONCOLANヒルクライムレース)
④ヒルクライムレース(スタート前) ⑤ヒルクライムレース(スタート直後)
平成28年10月6日
島田土木事務所長 石垣 俊幸