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更新日:平成29年6月22日
御前崎港は、日本の主要都市である東京・大阪の中間にあるからとっても便利。
駿河湾の玄関口で、周辺には富士山静岡空港、東名高速道路や新東名高速道路があって、国内外を結ぶ国際貿易港としてとっても便利な位置にあるんだよ。
御前崎港では、自動車の輸出が行われているよ。
ベルギー、ドイツ、イタリアなどのヨーロッパやオーストラリア、メキシコなどに輸出しているんだ。
それから、コンテナという鉄製の箱にいろんなものを詰めて外国へ輸出したり、外国から輸入したりしているよ。
シンガポールやフィリピンなどの東南アジア、中国や韓国との間で定期的に船が行き来しているんだ。
コンテナは、鉄でできた箱で中にはいろんな貨物が入れられるようになっているよ。
大きさは国際的に決められていて、幅が2.4メートル高さが2.6メートルで長さが6.1メートルと12.2メートルの2種類があるんだ。
重さは重いもので長さが6.1メートルで約20トン、長さが12.2メートルで約30トンになるよ。
コンテナが発明されるまでは、いろいろな貨物を船に積み込んだり、船から下ろしたりするのにとても時間がかかっていたんだ。
貨物の大きさや重さはいろいろで、そのまま船に積むときれいに積み込めなかったり、船の底の方に積んだ貨物はつぶれちゃったりしていたんだ。
そこで国際的に決められた大きさの鉄製の箱に貨物を入れて運ぶようになったんだ。
鉄製の箱は頑丈だから船の底に積んだ貨物もつぶれなくなったし、大きさも決められているから船にきれいに積み込めるようになったんだよ。
コンテナを船に積み下ろしするクレーンも貨物の大きさがはじめからわかっているから、専用のガントリークレーンがあれば簡単に積み下ろしできるようになったんだ。
陸に下ろしてからもコンテナをそのままトレーラーに積んで運べるから物を運ぶのにとっても便利になったんだ。