太田川ダム見学会

太陽の日差しが強くなり、いよいよ夏本番となってきた7月29日、夏休みを利用し太田川流域の親子48名が第15回親と子のダム見学会に参加してくれました。
　太田川ダム建設事務所において、ビデオを観ながら多目的ダムのはたらきについて勉強し、マイクロバスでダム建設現場を見学しました。ダム建設現場では、子供たちは少し大きめなヘルメットをかぶり、気分は一端の土木技術者（？）。掘削機械（ブルドーザー）が硬い岩盤を壊すのを間近に見学をして、音の大きさにびっくりした様子でした。そこで岩盤をハンマーで思い切りたたいて硬さを体感してもらいました。

また、モリアオガエルの産卵池を見学して、おたまじゃくしに触ったりイモリに触ったりしながら、モリアオガエルの成長をパネルを見て勉強しました。

下流の河原へ移動し、昼食前には鮎のつかみ取りをしました。水着に着替えて動きの速い鮎を一生懸命つかまえました。

昼食後は川遊びをしました。きれいで冷たい水の中、普段はなかなか清流で遊ぶことの少ない都会の子供たちも、竹で作ったいかだに乗り、大自然のなか元気いっぱい川遊びをしました。

その後、竹で水鉄砲、石でペンダントを作り、自然の素材で楽しく工作をしました。

今回の親と子のダム見学会では、ダムについての理解を深めてもらうとともに、川遊びや自然素材を使った工作を体験することで、子供たちに太田川のすばらしい自然を満喫してもらうことができたと思います。　

ビデオを観て、多目的ダムの役割を勉強しました

ダム建設現場で、建設機械に乗りました

重機（ブレーカー）が岩を壊すのを見学しました

実際に岩盤をハンマーで叩いてみました

モリアオガエル産卵池を見学しました

鮎をたくさんつかまえました

竹で水鉄砲を作りました

昼食後、みんなで川遊びをしました