太田川ダム見学会

太陽の日差しが強くなり、いよいよ夏本番となってきた7月29日、夏休みを利用し太田川流域の親子59名が第14回親と子のダム見学会に参加してくれました。
　太田川ダム建設事務所において、ビデオを観ながら多目的ダムのはたらきについて勉強し、マイクロバスでダム建設現場を見学しました。ダム建設現場では、子供たちは少し大きめなヘルメットをかぶり、気分は一端の土木技術者（？）。掘削機械（バックホウ）に乗り、目を輝かせながら運転席に座っていました。また濁った水がまるで魔法をかけたように一瞬できれいな水にかわる様子をみて、子供たちから驚きの歓声があがりました。そして「コンクリートができるまで」と題して、原石山で実際にコンクリートを練ってもらい、太田川ダムの約100分の１のミニチュアダムを作成しました。
　昼食後は川遊びをしました。きれいで冷たい水の中、普段はなかなか清流で遊ぶことの少ない都会の子供たちも、大自然のなか元気いっぱい川遊びをしました。その後、「葉っぱで作ろう森の動物たち」として、親子で現地に生息しているススキの葉を使いバッタを作成しました。
　今回の親と子のダム見学会では、ダムについての理解を深めてもらうとともに、川遊びや自然素材を使った工作を体験することで、子供たちに太田川のすばらしい自然を満喫してもらうことができたと思います。　

ビデオを観て、多目的ダムの役割を勉強しました

　ダム建設現場で、建設機械に乗りました

　濁水処理方法について、シリンダーで実演をしました

　みんなで実際にコンクリートを練ってみました

みんなで練ったコンクリートで記念碑（ミニチュアダム）を作成しました

　施工中の5号トンネルの中を、みんなで歩いて通りました

　昼食後、みんなで川遊びをしました

ススキの葉を使い、バッタ作りに挑戦しました