平成23年3月15日 更新 |
|
平成21年11月26日 |
||
平成21年10月23日付け公開質問書について、下記のとおり回答いたします。 | ||
記 | ||
Q1: | 平成21年10月13日付け回答の中で、「変位の原因については、堤体上流面は貯水しているため年間を通して温度変化は少ないのに対し、堤体下流面は外気に接しており、夏は下流面の温度が上昇し膨張するためにダムが上流側に変位し、冬は下流面の温度が降下し収縮するためにダムが下流側に変位し、このような変位の季節的な変動が生じるものと考えています。」とありますが、試験湛水の開始から1月末までの冬の期間に躯体は下流方向ではなく、上流側に変位し続けています。 この事実をどのように説明されるのか質問いたします 。 |
|
A: | 平成21年9月14日付け太田川ダム建設事務所長回答、平成21年10月13日付け回答及び平成21年10月15日付け太田川ダム建設事務所長回答で説明したとおり、堤体の変形については、主として貯水池からの水圧荷重による変位と外気温等の変化による堤体の温度変化による変位が関連しあって生じるものと考えています。 したがって、ご指摘の試験湛水開始直後の期間は、貯水位が低く、ほぼ一定であるため、水圧の影響は小さいのに対し、上流面と下流面での相対的な温度差による変位の影響を大きく受けて上流側に変位していると考えられます。 太田川ダムは本年7月1日より供用を開始していますので、堤体の変位特性については、今後の観測結果を蓄積し分析することによって、より明瞭になっていくものと考えています。 今後とも、本県の河川行政に格別の御理解と御協力をいただきますようお願い申し上げます。 |
静岡県袋井土木事務所
〒437-0042 静岡県袋井市山名町2-1
電話番号:0538-42-3210 FAX:0538-42-1782 E-mail:fukudo-kikaku@pref.shizuoka.lg.jp