平成23年3月15日 更新 |
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平成21年8月20日 |
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平成21年7月17日付け要望書に対して下記のとおり回答します。 | ||
記 | ||
要望事項 | ||
「太田川ダム」から水を抜いて防災面のみの運用を図ってください。「太田川ダム」に「治水」と「利水」という矛盾する役割を担わせるのは危険です。 | ||
回 答 | ||
太田川ダムは、試験湛水によりダムの安全性が確認できたことから、7月1日に供用を開始しました。供用開始後も、観測・監視を実施していますが、ダム堤体、基礎地盤、貯水池周辺のいずれの観測結果についても、ダムの安全性に影響を与える異常等は確認されておりません。 また、遠州水道の給水量は年々着実に増加しております。これは、受水市町の人口の増による水需要の増加や水源である地下水利用において、施設の老朽化・水質悪化により切り替わった結果で、今後もこの傾向は続くと考えております。加えて、太田川からの取水は、水源の多元化、送水管の相互連絡などの融通機能が充実し、事故等の異常時にも対応が可能となっています。 ダムの管理については、これまでに、緊急時における国や市町など関係機関に連絡をとる体制等の整備も完了しております。 こうしたことから、ダムの所定の安全を確認しながら運用して行きます。なお、運用に当っては、関係法令等に基づき、今後もダム堤体及び貯水池周辺斜面の観測・監視を継続し、ダムの安全管理に努めてまいります。 今後とも、本県の河川及び水道行政に格別の御理解と御協力をいただきますようお願い申し上げます。 |
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