平成23年3月15日 更新 |
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平成21年7月9日 |
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平成21年6月12日付け公開質問に対して下記のとおり回答します。 | ||
記 | ||
Q1: | 放流量の変更を決定、指示した責任者は誰ですか。 | |
Q2: | 放流量の変更はダム管理規定のどの条項にのっとったものですか。 | |
Q3: | 太田川ダムだより(18号)にも、「ダムでは毎秒0.2立方メートルを上回る水のみを貯めています」とあります。これは流域住民に対する公約ではなかったのですか?それを変更するにあたって貴方は住民の了解を得ましたか。 | |
Q4: | 得ていないならば、変更せざるを得なかった事情と、何に基づいて行われた行為であるかを「ダムだより」で住民に説明すべきではありませんか。 | |
Q5: | 逆に5月20日には使用していなかったダム放流弁の全開試験によって突然太田川の水量と濁度が増加しました。住民の生命の安全を尊重するならばこのような操作を行う場合には、あらかじめ危険がないように広報を行うべきではないですか。これは昨年の公開質問に対する回答(H20年11月5日付):「ダム下流に急激な水位の上昇が生じると予想される場合には警報車を走らせて云々」を無視しています。夏に向い、鮎漁が解禁になって川には多くの釣り人が入っています。今後もあることですが、どのように善処されるつもりですか。 | |
A: | 太田川ダムは、昨年10月16日よりダムの安全性を確認するための試験湛水を開始し、本年6月3日に試験湛水を終了しました。その間のダム堤体等の観測結果について、異常等は確認されなかったことから、7月1日より供用を開始しています。 試験湛水を開始した昨年10月から本年1月にかけて太田川上流域では、例年に比べて降雨が少なかった影響もあり、河川の流量が少ない状況でしたが、1月下旬からは例年以上の降雨があったため、河川の流量が増加してきました。 試験湛水中における放流は、これらの状況を勘案して、ダム下流側の河川の流水状況を確認しながら行ってきたところです。 試験湛水中の水位降下開始時における放流は、下流に急激な水位の変動が生じないように、放流量を段階的に増加させる操作を行ったところです。 また、放流開始前には、関係機関に対して放流を通知するとともに、太田川ダム管理所においてサイレンの吹鳴を行い、一般への周知を行いました。さらに、放流開始前後においては、ダム下流地点から三倉川合流点の間を巡視するなど、放流によって生ずる危害防止に努めたところです。 供用開始後も関係法令等に基づき、堤体および貯水池周辺斜面の観測・監視を継続し、安全管理に努めていきます。 今後とも格別のご理解をいただきますようお願いします。 |
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