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ホーム組織別情報交通基盤部太田川ダム質問への回答

平成23年3月15日 更新
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人と自然が出会う三木の里太田川ダム

 質問への回答

 「地下水位計観測結果についてへの公開質問書」に回答しました

平成20年3月19日
平成20年2月13日付けで送付されました公開質問書に対して下記のとおり回答します。
H19年度施工実績分析評価業務委託報告書の中の地下水位観測結果について、左岸斜面EL260mに設置された観測点W-1では、降雨量と水位の上昇との間に明らかな相関が見られ、地下水の上昇は最大数m程度であり、上昇した地下水位の回復過程も緩やかですが、EL270mに設置された水位計W-2では上記と対照的に、ある程度以上の降雨があった場合には、20m前後の異常に大きい水位上昇が見られ、しかも上昇した最高の水準が、降雨量と関係なく、ほぼ一定値に切りそろえられています。また、大きな地下水位の上昇があったにもかかわらず、毎回、非常に急速に元の水準に戻っています。
  Q1: このような現象は他のダム建設事業で過去に見られたことはありますか。あれば、その実例と、原因の調査報告を例示してください。
  以下、太田川ダムの場合について
  Q2: 20mもの異常な水位の上昇は、なぜ、W-2だけに起こるのですか。
  Q3: W-2では、最高の上昇レベルが、なぜ、降雨量に無関係に一定値を示すのですか。
  Q4: 同じくW-2では、なぜ、このように以上に急速な水位の復原が見られるのですか。
  Q5: 以上の現象と左岸斜面に打ち込んだアンカーの緊張力との間の相関調査結果があれば、回答期限前でも、即刻開示してください。
  Q6: W-2周辺の地下に溜まった水は、急速な水位の復原の際、どこへ行ったのでしょうか。
  Q7: 以上の諸問題に対して、回答不能の場合、周辺の地質構造の再調査を行いますか。行う場合は、その具体的方法と時期について、行わない場合には、その理由を示してください。(仮にこのような異常現象を示す地下構造が、ダム上流側にあり、また、水の逃げ道が不明の場合は、貯水に際して、既設のカーテングラウトだけでは、ダムに水が溜まらず、かつ、左岸アバット岩盤が不安定になる可能性を無視できなくなりませんか)
  A: まとめて回答させていただきます。
    W1、W2観測孔につきましては、地盤内の地下水位を計測する目的で設置したものです。 その後、斜面の補強対策で実施したアンカー工事において、岩盤とアンカーを定着させるセメントグラウトが、周辺の岩盤や観測井戸の深部におよび、その一部を閉塞するなどしたため、井戸の水位変動に影響しているものと考えています。 よって、ご指摘の水位変動については、改めて検討を加える必要があるとは考えておりません。

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