平成23年3月15日 更新 |
|
国土庁の「日本の水資源(H11版)」によると約100年間の降水量の変化は、多雨小雨の変動が拡大しつつあり、長期的に小雨化傾向となっています。
また、県内の静岡、浜松、三倉(森町)3地点の34年間の降水量変化も同様の傾向となっています。なお、最小降水量に対し最大降水量は約1.4倍となっています。
静岡最小降水量:最大降水量=1:1.5(1:2.5) | |
浜松最小降水量:最大降水量=1:1.4(1:2.2) | |
三倉最小降水量:最大降水量=1:1.4(1:2.6) | |
※5年移動平均(年降水量) |
気象庁のアメダスのデータでは、近年の雨の傾向として、局所的ではあるが時間雨量の増加した箇所が増えています。このため、豪雨による浸水被害が過去に比べて増えています。静岡県の雨量観測所のデータも同様の傾向がみられます。
以上の傾向は、普段は流水が少なく、洪水時は流量が増える現象につながり、治水、利水の両面から河川の管理が困難になるため、ダムのような流水を調節することができる機能は、今後有効に働くものと考えられます。
静岡県袋井土木事務所
〒437-0042 静岡県袋井市山名町2-1
電話番号:0538-42-3210 FAX:0538-42-1782 E-mail:fukudo-kikaku@pref.shizuoka.lg.jp