太田川ダム建設に関する質問と回答

Q3.環境について

3-3　ダム周辺の自然環境についてはどのような対策をとるのか。

県は、太田川ダム建設地とその周辺における自然環境保全対策の策定を目的として、猛禽類など自然環境に関する学識経験者等からなる「太田川ダム環境保全対策検討委員会」を、平成9年11月に設置し、3年間にわたり現地調査と保全対策の検討を行いました。

委員会から、平成12年3月16日に、残土処理計画地の見直しなど17項目からなる保全対策を盛り込んだ、「太田川ダム建設に伴う環境保全に関する提言書」が、県に提出されました。

現地調査で確認された特定種（貴重種）は、次のとおりです。

県は、工事を推進するにあたり委員会の保全対策に関する提言を遵守し、環境への影響を最小限に押さえる努力をしていきます。

ダム建設地周辺に生育・生息する動植物
クマタカ		カワセミ		サンコウチョウ
	絶滅危惧�UＢ類：哺乳類・鳥類レッドリスト（環境庁・1998） 絶滅危惧種：レッドデータブック（環境庁編・1991）		主要野生生物：緑の国勢調査（環境庁・1976） 森町の鳥		県の鳥
オオタカ		カギガタアオイ		オオバノハチジョウシダ
	絶滅危惧�U類：哺乳類・鳥類レッドリスト（環境庁・1998） 危急種：レッドデータブック（環境庁編・1991）		絶滅危惧�TＢ類：植物レッドリスト（環境庁・1997） 危急種：レッドデータブック（1989）		中部地方の貴重植物：緑の国勢調査（環境庁・1976）

図16　事業の計画変更による対策箇所