平成23年3月15日 更新 |
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太田川ダム建設工事では、ダムに関わる工事で約100万m3、ダムに関連する道路工事等で約10万m3の土砂が発生し、これらの土砂は伝倉沢や栗ノ島の残土処理場において、埋立処理されています。
残土処理場の設置にあたり、「太田川ダム環境保全対策検討委員会」の提言を受け、動植物の良好な生息環境となっていた1箇所について設置を中止し、環境への影響を最小限とするように配慮しました。
栗ノ島残土処理場は、すでに土砂の搬入を終了しており、現況の谷地形を埋め立てることにより農地を嵩上げし、農業用地の生産性を高めております。
伝倉沢残土処理場は、下流に沈砂地を設置し濁水が出ないようにして、現在、土砂を搬入しており、ダム完成後に埋立前の状態に戻す予定です。環境対策の状況は「太田川ダム環境対策連絡会」に報告して確認し、確実に行っていきます。
いずれの残土処理場も土地利用状況の変更がないため、河川への流出増は見られず、治水への影響は少ないと考えております。
また、道路工事において路側構造物に、コンクリート擁壁に代えて補強土壁を積極的に利用するなど、残土の量を減らすよう努力しています。
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