平成23年3月15日 更新 |
|
流域環境において保水力を高めるなどの流域水循環の健全化により、河川流量の平準化・地下水の涵養に努め、水資源を確保することや、水資源の有効利用の施策推進等により節水を図り、需要の抑制から水利用の安定性の向上を図ることは、今後の水資源確保のあり方として、重要な役割を果たすと考えています。
しかし、現在の水利用状況においても、工業用水の回収利用、農業用水の反復利用、又各家庭への節水型機器の普及等が進んでおり、需要予測ではこれらを踏まえた予測をおこなっていること、また、水源涵養等による水資源確保の確実性という点で信頼性に欠けることから、水資源の安定確保のためには、ダム等の水利施設との組み合わせが必要だと考えています。
また、節水等による需要の抑制が進んでいる場合、渇水時における節水の余地が小さくなるということにも留意する必要があります。
静岡県袋井土木事務所
〒437-0042 静岡県袋井市山名町2-1
電話番号:0538-42-3210 FAX:0538-42-1782 E-mail:fukudo-kikaku@pref.shizuoka.lg.jp