平成23年3月15日 更新 |
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浄水場等の水道施設は、関係市町の申込水量を基に施設規模を決め、整備を行っていくものであり、この施設整備費や安定給水に必要な維持管理費などの経費は水道料金として回収していくことになります。
この水道料金の算定に当っては、施設整備費が最も大きな構成要素となっておりますので、施設整備時期の調整を行ったり、公共工事のコスト縮減に今まで以上に努力するとともに、事業資金については最も有利な借入れを行うなどして、水道料金を引き下げるよう努め、関係市町に安定した給水を行っていきたいと考えております。(企業局)
料金算定は3〜5年間毎に見直しするのが一般的で、その時の施設建設費や維持管理費等を基本に決定されます。過去、共同水道、簡易水道で給水してきましたが生活様式の向上から衛生的で、容易に水利用ができるよう、上水道が創設され施設の整備がされてきました。この施設の維持管理が増加した分それなりに料金として反映してきております。
近年の生活様式は、更に水需要の増加となる高度なものとなっています。また、地域の産業も水需要の増加となっています。このような事から、今後の水の安定供給には新たな水源としてダムからの受水が必要であります。そして、水道事業としてその負担をして行かなければなりません。
一方、受水に伴い、町水道施設の増補改善が必要であることと、創設以来の料金であることから、今後料金の見直しは避けては通れないと思います。これらについては、将来事業の経営診断をし、住民の意見を聴いて行くことになります。 なお、参考に湖北湖西系においては、各市町平均10〜60%の値上げとなっています。(森町水道課)
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