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ホーム組織別情報交通基盤部袋井土木事務所太田川ダム環境への取り組み第11回太田川ダム環境対策連絡会

平成23年3月15日 更新
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人と自然が出会う三木の里太田川ダム

第11回太田川ダム環境対策連絡会

開 催 日 平成19年6月20日(水)
議     事 1.猛禽類(クマタカ・オオタカ)のモニタリング状況
2.貴重植物のモニタリング状況
3.工事における環境対策
主な内容 1.猛禽類(クマタカ・オオタカ)のモニタリング状況

クマタカ3ペアの1部については、定点調査によって求愛・造巣期〜抱卵期において、営巣地での繁殖準備が確認された。巣内育雛期における定点調査からも巣の監視行動が確認されており、順調に繁殖が進行していると考えられる。繁殖が進行していることから、今後もモニタリングを継続するとともに、必要に応じて対策を実施する。その他のペアについては行動範囲がこれまでと同様であり、ダム事業の影響はないとした事務局の報告が了承された。

オオタカについては前年サイクルと同様に出現は少なく、事業地付近及び事業地以外で直接繁殖に結びつく行動は確認されなかった。ペアの出現、ディスプレイ及び監視や餌運びなどの繁殖行動が見られないこと、鳴き声も確認されなかったことから、事業地付近では平成19年は繁殖していないと考えられる。出現頻度が少ないことから、クマタカ調査時に十分留意し、繁殖を示唆する確認があった場合には、直ちに調査体制の整備を行うよう努める、とした事務局の報告が了承された。

 

2.貴重植物のモニタリング状況

事業地内に生育していた貴重植物全11種の移植が完了しており、平成17年度までのモニタリング期間が終了している。そのうち、事業地内に新たに発見されたクマガイソウについてモニタリングを行っており、生育状況について報告し、自生可能であるか判断できる平成20年度初夏までモニタリングを実施する、とした事務局の報告が了承された。また、移植した個体1種(ショウジョウバカマ)が流出したことから、再移植を行っているが、生育状況が良好であることからモニタリングを終了することで了承された.。

 

現地視察状況
会議の様子

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