静岡県では、県が実施する公共事業に際し景観との調和に配慮するため、「ふじのくに
色彩・デザイン指針(社会資本整備)」を策定し、平成23年6月から運用を開始しました。
当事務所では本指針に基づき、“島田土木事務所 景観検討会議”を設置し、
施工する公共施設の色彩やデザインについて確認や助言を行っています。
これまでの事例として、県道島田吉田線交通安全施設維持工事(島田市井口地内)
井口歩道橋の塗装塗り替えでは、塗装面積による圧迫感・存在感の低減を図るため、
桁部(グレー系)と高欄部(うす緑)の色を塗り分けるなど周辺景観に調和する色彩に
配慮しました。
また、県道島田川根線新合併支援重点道路整備事業工事(島田市身成)では、
景観に配慮しつつ交通安全性の向上を図るため、ガードレールの塗装を背面側
(グレーベージュ)、車道側(白色)として、視認誘導性を確保しています。 |