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ホーム > 組織別情報 > 交通基盤部 > 島田土木事務所 >現場発泡ウレタン軽量盛土工法現場見学会

平成23年8月2日 更新
静岡県島田土木事務所
 
現場発泡ウレタン軽量盛土工法の現場をご紹介します! 

島田土木事務所では、職員の技術力の向上を図ることを目的に、現場発泡ウレタン軽量盛土工法の現場見学会をOJT(On the Job Training:実際の日常業務に基づいた訓練・能力開発)の一環として、静岡市の職員と合同で実施しました。当日(7月21日)行われた工事の様子を皆さまにご紹介します。

>>> 現場発泡ウレタン軽量盛土工法の概要 

現場発泡ウレタン軽量盛土工法とは、土を盛ったり埋め戻したりする代わりに、現場で発泡させた硬質ウレタン樹脂を現場の形状に合わせて充てんする土木工法です。
現場発泡ウレタン軽量盛土工法には、次のような特徴があります。
① 盛土(発泡ウレタン)そのものの密度が36kg/m3と非常に軽量なため、構造物にかかる土圧軽減や盛土そのものの荷重軽減が可能。
② 現場で発泡させるため作業性がよく、経済的でスピーディーな施工が可能。

なお、施工にあたっては、以下の点に注意する必要があります。
① 水に注意!
 ・ 雨で気泡が消えないように施工中は屋根が必要。
 ・ 湧水がある場合は充分な湧水の処理が必要。
 ・ 地下水位以下では、浮力の考慮が必要。
② 1回の施工厚に注意!(1層当り15cm以下)
 ・ 施工厚が厚すぎると、気泡がつぶれて密度が設計どおりにならない。
③ 温度に注意! 
 ・ 先に吹いた発泡ウレタンの温度が150度以下である事が必要。温度が高すぎると充分な発泡が起こらない。

>>> 現場発泡ウレタン軽量盛土工法対象工事

今回ご紹介する現場は、(国)473号 島田市神尾地内の緊急生活支援道路整備事業における道路拡幅工事です。

      
              ※
赤い部分が発泡ウレタン軽量盛土部です。

>>> 施工写真


以下に現場発泡ウレタン軽量盛土工法の施工写真をご紹介します。



現場発泡ウレタン軽量盛土工法の施工状況です。液状のウレタンをホースで送り15cmごとの層を形成するように噴射していきます。



現場発泡ウレタンはこのトラックの中で配合されて、ホースに送られます。



ホースから送られてくる発泡ウレタンを職人が均等に吹付けていきます。吹付けた後は、約30倍に脹らみ厚さを増していきます。




>>> 取組みの効果

<参加者の感想>
○ 以前から興味があった特殊工法の現場を体感することができ、たいへん参考になった。
○ 新しい知識が広がり、今後の業務に役立った。
○ 山間部の狭い道路を拡幅するときにでも現道通行を確保したまま施工が可能であり、施工ヤードが小さくてすむなど施工性に優れていると感じた。

当所では今後も職員の技能向上を図る取組みを行っていきます




 お問合せ先

  静岡県交通基盤部 島田土木事務所
  〒427-0019 島田市道悦5丁目7番1号
  電話番号:0547-37-5272
   FAX:0547-37-6183
  E-mail:shimada-kikaku@pref.shizuoka.lg.jp

   

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